日大二が佼成学園との乱打戦を制し、8年ぶりの4強入りを決めた。

 26日の同戦は初回に3点を奪ったが、56分間の中断の末に降雨ノーゲーム。仕切り直しの一戦だったが、初回に2点を先制し、勢いに乗った。

 1度は同点とされたが、5回に6番大島草平内野手(3年)の3ランで勝ち越し。再三、佼成学園の反撃を受けたが、9回に2点を追加し、ダメ押しした。決勝弾の大島は「打ち勝ってきたので、今日も絶対に打ち勝つんだと思っていた」と笑顔で話した。

 18日の明法戦も、5点リードの3回に降雨ノーゲームの末に翌日の試合で勝利した。今大会2度目の降雨ノーゲームの末の勝利に、26日の試合で幻の先制2ランを放った渡辺能久外野手(3年)は「うまく切り替えて、試合に臨めた」と冷静に振り返った。