3度目出場の花巻東が9年ぶりのセンバツ白星を挙げ、3回戦に進出した。送りバントをすべて得点につなげるそつのない攻撃で、29度目出場を誇る東邦を退けた。09年は菊池雄星投手(現西武)を擁し初出場で準優勝していた。
花巻東が無安打で先制した。1回裏、2四死球などで1死二、三塁。続く4番紺野の打球が東邦の遊撃手の失策を誘い、1点が入った。
先制を許した東邦の先発扇谷だが。3回まで被安打は0。だが4回、扇谷が先頭打者に四球を与えると西に継投。
花巻東はその西を攻める。相手失策などで1死二、三塁とすると、8番に入る投手・田中の一、二塁間を破るチーム初安打が2点適時打。3-0とリードを広げた。
東邦は6回、1死から2番林の右二塁打などで一、三塁とし、4番石川の内野ゴロで1点を返した。
花巻東は7回に追加点。四球で出塁の9番佐藤をバントで送る。2番谷の右前打で一、三塁とすると、3番阿部が中前打で1点。8回にも先頭が二塁打で出塁すると送りバント。続く田中が左前に運び5点目。1、4、7、8回と犠打をすべて得点につなげた。
強打で2年ぶりセンバツ出場を決めた東邦だったが、花巻東の左腕・田中を捉えることができず、「春の東邦」復活はならなかった。
東邦は9回に2点を返して反撃するも及ばなかった。

