第100回全国高校野球選手権大会の沖縄大会が23日、開幕した。

 コザしんきんスタジアムで行われた開会式直後の開幕試合、球陽-沖縄高専で元プロの安仁屋宗八氏(73)と石嶺和彦氏(57)が始球式の大役を務めた。投手を務めた沖縄高校(現沖縄尚学)で甲子園出場がある安仁屋氏は「ドキドキワクワクだった。プロ野球の公式戦より緊張した」。打者役の豊城高校OB石嶺氏は「初めての経験で、球が来る瞬間、空振りするのを忘れていました」と笑顔だった。