学法石川(福島)の新監督に就任する仙台育英(宮城)前監督の佐々木順一朗氏(58)が29日、石川町の同校で記者会見を行った。「僕がやってきたことの、どれが合って、どれが合わないのか。一生懸命考えて、福島の野球の歴史を少しでも変えたい」。夏頃から正式にオファーがあったことを明かし、今秋まで指揮を執った上田勇仁前監督(32)をはじめ、指導スタッフ5人すべての留任が最大の理由だったという。11月9日から新体制が始まる。
福島の印象を問われると、「聖光学院のイメージが強い」と夏12連覇中の絶対王者の名を挙げた。「他も打倒聖光でやっている。その仲間に入らせていただく感じ」と控えめに宣言。現時点では22日の県準々決勝を観戦しただけで「現状を把握できてない。ミーティングなどで、今年中にお互いのことを知れたら」と意思疎通を急ぐ。仙台育英時代から選手の自主性を重んじており、理念に掲げる「いいオヤジになる」は継続する。「勝利だけが目的ではない。ここだけはぶれないでやってきた」。古巣仙台育英については「練習試合じゃないところで当たりたい」と東北大会での対戦を熱望した。【高橋洋平】

