府内屈指の進学校の北野が3-0で千里青雲を下し、4回戦に駒を進めた。先発の秀才右腕古本純大(こもと・じゅんだい=3年)が9回を無失点に抑え完封。「雨で悪くなった足場で滑らないように半歩ステップを短くして投げる練習をしてきた。雨の日の工夫した練習が生きた」と笑顔を浮かべた。

渡辺健士監督(29)も「雨の日でも、大会ではこんな時もあると言って練習してきた。古本がよく粘ってくれました」とたたえた。