岩手県高野連は9日、盛岡市内で常任理事会を開催し、新型コロナウイルス感染拡大で中止となった第102回全国高校野球選手権大会(甲子園)および同岩手大会に代わる独自大会の開催を発表した。

日程は地区予選が6月29日~7月5日、県大会が7月11~25日。原則として無観客で行う。使用球場、ベンチ入りメンバーの人数など詳細は今日10日の記者会見で発表する。県内では同ウイルスの感染が47都道府県で唯一確認されてないが、同高野連の南舘秀昭会長は「ウイルスの脅威はいまだ衰えているとは考えられず、今大会の運営には例年とは異なったさまざまな対策を講ぜざるを得ないことにご理解をいただきたいと思います」とコメントした。