第102回全国高校野球選手権大会中止にともなう各県独自の代替大会が1日、岩手県から本格開幕した。

北奥地区予選の水沢商-専大北上、沿岸北地区予選の宮古-山田の、2会場開幕戦でスタートした。北奥地区のしんきん森山スタジアムでは、関係者、報道陣らに記名や、検温、アルコール消毒など新型コロナウイルス感染予防を徹底。部員1人に対し、2人まで許可された保護者らも検温などを行ってスタンド観戦。鳴り物や大声などは禁止だが、拍手で選手らを激励。得点時には思わず大声で喜んだり抱き合ったりしてしまう場面もあった。球場内にはマスク着用や手洗いなどを徹底する張り紙も掲示された。