福岡の4番樋口夢有斗(むうと)外野手(3年)が2安打2打点と勝負強さを発揮した。

1-1の初回1死三塁、甘く入った変化球をジャストミートし、右前適時打で逆転した。「自分が打つしかないと思っていた」。6回にも適時打で追加点。「県大会で優勝することが目標。無心でバットを振ります」と4番の自負で勝利を呼び込む。

▽伊保内・小松大希主将(3年)「気持ちの面で負けてしまった。初回満塁のチャンスで1点しか取れなかったのが痛かった。流れをつかむことができなかった」