盛岡三が9-7で昨秋4強の盛岡商に競り勝った。1回に失策絡みで3失点したが、その裏無死から3連続二塁打と犠飛で同点。再び勝ち越された3回裏には「6番中堅」後藤謙介外野手(3年)が1死満塁から走者一掃の右越え三塁打を放ち逆転した。

7-7の同点出迎えた8回裏1死一、二塁では二塁走者の高橋一輝外野手(3年)が盗塁を仕掛け、相手投手の暴投を見逃さず一気に生還し、決勝点を挙げた。

3安打2打点3得点と活躍した高橋は「自分たちは盛商さんより技術は下なので、挑戦者の気持ちで臨んだ。キャッチャーがそらした瞬間に行けると思いました。みんなで打線をつないで優勝を目指したい」と、好発進に笑顔をみせた。