一関修紅・佐藤優太主将が3回に反撃の口火を切る二塁打、5回には左飛を好捕と大活躍した。3年生は伊藤友寿内野手と2人のみ。4、5番に1年生が座る若いチームを、上下関係のない雰囲気を作り引っ張った。

強い誓いもあった。一昨年、小児がんで妹の優衣さんを中1で失った。「自分を応援してくれていた。ここまで生きられなかった妹に、兄として最後までやりきる姿を見せたかった」。この日の朝も仏壇に「頑張るよ」と約束してきた。