花巻東(岩手)が“夏3連覇”に向け、今秋ドラフト候補の水谷公省外野手(3年)の決勝適時打で4強進出を決めた。

1-1の7回2死二塁で右安。佐々木洋監督(44)から「勝つためにここ(花巻東)に来たんだろ」の伝令に気持ちを高ぶらせ「俺が決めてやるという気持ちだった。3年間やってきたことを信じて打てた」。プロ7球団のスカウトの前で勝負強さを発揮した。

▽黒沢尻工・根本夏珠葵(なずき)投手(2年=昨年11月に変更したアンダースローからの丁寧な投球で7回2失点の好投)「今までで最高の投球が出来た。一番強いチームを抑えられて自信もつきました」