一関学院は水沢商との昨夏2回戦同カードを制し、2年ぶりの4強に名乗りをあげた。

5-5の7回1死二、三塁で、代打菱沼海斗内野手(3年)が決勝の右前適時打。公式戦初先発の2回戦は無安打に終わっており、「打ったのは内角のスライダー。逆方向に低い打球を打つつもりで、うまく反応できた」と笑顔で振り返った。

高橋滋監督(47)は「(相手投手に対して)左バッターの方がボールが見えやすいと思った。動くボールにもコンパクトに対応できた」と評価した。

▽水沢商・千田大輔投手(3年=33年ぶりの4強を逃すも、自身は4番エースで2安打2打点)「(今夏は)技術だけでなくすべての面で成長できた」