天理(奈良)は今秋ドラフト候補の達孝太投手(3年)が投打で活躍し、快勝した。
甲子園先発デビューは161球の熱投で、10奪三振の9回1失点完投だ。193センチの長身で仁王立ちした。序盤はピンチの連続だった。1回2死一、三塁で見逃し三振。2回1死一、三塁も空振り三振などでしのいだ。自己最速タイの146キロを再三、マーク。8回まで毎回、三振を奪った。それでも「自分の状態はあまり、実はよくはなかった。今日の試合は30点くらい」と話すから、末恐ろしい。7回で6点リードに広げたが続投。中村良二監督(52)は「(継投は)まったく考えていなかった。(宮崎商は)実は(昨秋の)宮崎大会の準決勝、決勝で6点差をひっくり返して勝っている。『最後まで、どういう展開になっても投げるよ』と言っていた」と理由を説明した。名門校はスキを一切、見せなかった。達は打撃でも2回2死三塁で右前適時打を放つなど、2安打だった。

