新潟東が2014年(平26)年以来7年ぶりの夏1勝を挙げた。豊栄・加茂農林に12-8で打ち勝った。4-4の9回表、一挙8点の口火を切ったのは9番池田倖太右翼手(2年)の好走塁だった。

無死一、三塁で三塁走者の池田が本盗を決めて勝ち越し。それでも「まずいと思った」と苦笑いした。セーフティースクイズのサインを通常のスクイズと見間違い早く飛び出した。1度戻りかけたが「捕手が一塁側にそらすのが見えた」と突っ込み、タッチをかいくぐった。「セーフになってホッとした」。その後の大量得点につながる生還に胸をなで下ろした。