八戸工大一は06年以来の優勝を逃した。

広野風雅投手(2年)が8回8安打2失点と力投し、2点を追う9回無死で4番葛西凜捕手(2年)が「ここで流れを変えてやるという思いで打席に入った」と初球を左越えソロ。以降は2死から内野安打で走者を出すも、相手エースに意地を見せられた。決勝までの3試合は2桁安打を放ったが、この日は5安打。長谷川菊雄監督(44)は「ボール球に手を出していたので、東北大会までに低めの見極めを強化していきたい」と修正点を挙げた。