センバツ屈指の好投手を打ち崩す。4年ぶり6度目出場の聖光学院(福島)は24日、兵庫県内で約4時間の練習。今日25日に迎える近江(滋賀)との2回戦に向け、最終調整を行った。

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斎藤智也監督(58)は「練習前にミーティングをして、チームの士気を高めた。(選手は)気持ちの部分で非常に乗っているなと。『1日でも長く大阪にいような』と確認しました」。上げ潮ムードで2回戦に臨む。

立ちはだかるのは近江の最速148キロ右腕・山田陽翔投手(3年)だ。斎藤監督は「(山田投手を)良いですね。140キロ中盤の直球を見せながら、変化球でタイミングを外せる」と警戒。この日は守備と打撃、一通りのメニューで汗を流した。「真っすぐを待ちながら、変化球に(バットの)ヘッドをいかに利かせられるか」と対策を練った。20日の二松学舎大付(東京)との初戦では、10安打9得点を挙げるなど打線は好調。好投手を攻略し8強入りを目指す。

先発が有力視されるエース佐山未来(3年)は軽めの調整。キャッチボールと遠投、ランニングなどを行った。1回戦では9回7安打3失点。93球の完投で「聖地初勝利」を挙げた。指揮官は「他の投手(佐山以外)も状態は上がってきている」と投手陣への手応えを口にした。

甲子園で近江と対戦するのはサヨナラ勝ちした14年夏以来となる。赤堀颯主将(3年)は「相手の投手(山田)はすごく良いと思う。日本一の目標を掲げている以上は、乗り越えないといけない。泥くさく戦っていきたい」と闘志を燃やした。近年、勢いに乗る近畿勢を破り、東北代表の威厳を示す。【佐藤究】