コロナ集団感染が判明した初出場の帝京五(愛媛)は勇気を与える試合にすることを誓った。

主将の住吉栄祐外野手(3年)は「辞退があるのかなと思っていたが、配慮をしてくれたことに感謝して試合をしたい」と最悪の事態も想定していた。初戦は九州学院に決まり、「感染者が多くて練習ができない人が多かった。できることをやって試合に臨んで、いろんな人に勇気、希望を与える試合にしたい」と初の甲子園1勝を目指す。

 

▼日程 今大会の休養日は、3回戦2日目、準々決勝、準決勝の各翌日の計3日設けられ、悪天候などで順延が長引かない限り、大会を通じて連戦が解消される

▼球数制限 「1週間500球以内」

▼入場者 観客の入場制限は3年ぶりに上限人数を設けない。早朝から当日券を求める人の行列、混雑をなくすため、観客席は全席指定、前売り制

▼ブラスバンド 50人以内がアルプス席で演奏。対面を避け、隣の演奏者と2席、前後の演奏者と1列空けて着席する

▼応援 大声を発する応援は行わず、拍手での応援が基本。メガホンの持ち込みは可能だが、使用の際はたたくのみ

▼継続試合 今大会より継続試合を採用。原則として翌日以降に、中断時点と同じ状況で試合を再開する

▼開会式 昨年に続き、49校、登録選手全員が参加。式典進行は通常通りを予定。選手はグラウンド入りするまでマスクを着用。間隔を十分にとり整列。声出しも禁止

▼甲子園練習 センバツに続き行われない

▼コロナ対策ガイドライン 個別の事案と判断した場合、当該選手を入れ替えるなどの対応をする。集団感染と判断した場合は感染陽性時期を確認し、試合日程の変更で対応できる場合は、当該試合の日程を変更することもある

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