3年ぶり10度目出場の旭川大高が、春夏連覇を狙う大阪桐蔭から今夏初の先制点を奪った。

1番近藤伶音(れおん)右翼手(3年)が三塁前にバント安打を決め出塁。2番広川稜太遊撃手(3年)が送りバントを決めて1死二塁とし、3番藤田大輝三塁手(3年)の左前打で1死一、三塁とチャンスを広げた。

4番鶴羽礼一塁手(3年)の3球目に一塁走者藤田が飛び出したが、三塁走者の近藤も本塁を狙うしぐさを見せて相手守備を引きつけ、藤田が二盗に成功。1死二、三塁とすると、5番山保亮太左翼手(3年)が中堅へ犠飛を放ち、先制点をたたき出した。

大阪桐蔭は大阪大会で先制点を奪われたことがなく、今夏初めて先に点を許した。

旭川大高は1回裏、先発の池田翔哉投手(3年)が1死から四球で走者を出すも、けん制で刺し、無失点に抑える好スタートをきった。