仙台育英(宮城)が鳥取商に快勝し、夏の甲子園3年ぶりの白星を挙げ3回戦進出を決めた。

5人の投手で鳥取商打線を2安打完封、14三振を奪った。いずれも140キロを超えるスピードをマーク。先発した右腕の高橋煌稀投手(2年)は最速144キロ直球で5回を1安打1四球無失点。6回からは左腕古川翼投手(3年)が登板。最速142キロ直球で2回をパーフェクト。8回は左腕の仁田陽翔投手(2年)が最速147キロ直球と鋭いスライダーで1安打無失点3奪三振。9回は左腕の斎藤蓉投手(3年)が登板。最速143キロ直球で2死を取ると、5人目の右腕湯田統真投手(2年)が最速146キロで締めた。

打線は5回まで沈黙したが6回、3安打に敵失、スクイズなどで5点を先制。7回にも8連打などで5点を奪った。

鳥取商は先発の山根汰三投手(2年)が5回まで無失点に抑える好投。しかし6回途中から継投に入ったが仙台育英打線につかまった。3度目の出場で甲子園初勝利を挙げることはできなかった。