新型コロナウイルスの集団感染と判断されていた有田工(佐賀)と浜田(島根)が大会第8日に対戦。スタンドでOBの梨田昌孝氏(元日本ハム監督)が見守る中、浜田が5-3で勝ち18年ぶりの3回戦進出を決めた。

2-2で迎えた6回、無死からの3連打などで3点を勝ち越し。10安打はすべて単打。コツコツと得点を積み重ねた。

3回戦では下関国際(山口)と対戦。エース和田毅(現ソフトバンク)以来24年ぶりの8強を目指す。

守っては左腕波田瑛介(2年)から右腕森井空翔(3年)の継投で有田工打線を3失点に抑えて逃げ切った。

有田工はセンバツに続き初戦敗退。9年ぶりの甲子園勝利をつかむことはできなかった。