札幌地区で6試合が行われ、3季通じて初の全道大会出場を狙う札幌新陽が、札幌光星を8-5で下し、秋初戦を突破した。7番一塁で先発した背番号16の中塚心翔(まなと)一塁手(1年)が、初の公式戦で決勝打を含む2安打5打点の大暴れ。満塁のチャンスで2度打席に立ち、ともに適時二塁打を放った“満塁男”は「ガムシャラに打ちました」と振り返った。
まずは1点を追う6回の第3打席で見せた。2死満塁で左中間を破る走者一掃の逆転適時二塁打。「なにも考えずに一瞬打てると思って初球を振りました」。打った球も覚えていないほど夢中でバットを振った。1死満塁でめぐってきた8回の第4打席では、前打席を再現するような左中間への2点適時二塁打。「最初に打った時の感覚がまだ残っていたので、その感覚で打ちました」と手応えもバッチリだった。
野球時にだけ着用するメガネがトレードマークだ。視力は裸眼で両方とも0・5ほど。高校入学時にコンタクトレンズ着用も考えたが、中学まで同様メガネでプレーすると決めた。小崎達也監督(33)は「起用に応えてくれてうれしい限り」と評価。次戦もチームに欠かせないピースになる。【山崎純一】

