昨秋県大会覇者の土浦日大が霞ケ浦との接戦を制し、関東大会出場を決めた。

エースの小森勇凛投手(3年)が好投した。伸びのある直球に、カーブ、チェンジアップ、スライダーの変化球を加え、緩急のある投球で霞ケ浦打線を封じた。「チームを勝たせたい気持ちが大きくてアドレナリンが出ていた」と、これまでの自己最速を3キロ更新する149キロを計測。9回、先頭に中前打を浴び、後続に四球を出したところで降板。8回0/3、3安打3四死球無失点だった。「9回自分が抑えられれば、いい流れで次にいけたと思う。体力的にはまだまだ」と課題も見えた試合になった。プロ注目の最速150キロ右腕、霞ケ浦・木村優人投手(3年)との投げ合いを制した。「ライバルというより刺激し合う仲間だと思っている。木村君の方が制球もまだまだ上。自分ももっと成長しないといけない」と話した。「まずは県大会優勝。秋、春、夏3連覇が目標。1戦1戦、通過点だと思って試合をこなしていきたい」と意気込んだ。