大商大堺は3位決定戦で近大付に敗れて、近畿大会出場を逃した。
エース左腕・志賀陽太投手(3年)が9回1失点、10三振を奪って完投したが、打線の援護がなかった。「四球が少なくて、ストライク先行できっちり自分のピッチングができたので内容的には良かった。調子はものすごく良くて、ツーシームと速いカーブが決まりだしてから自分のテンポで投げられた」。力強い直球で押しながらツーシームやカーブを交え、味方の逆転を信じて腕を振り続けた。
志賀は初めて背番号1を背負った今大会を振り返り、「やっと主軸として投げられるようになった。成長出来た春だった。背番号1は1人しかもらえない。今日投げ切れたのは成長につながった」と経験を前向きに捉えた。視線はすでに、春夏通じて初となる甲子園出場に向いている。「甲子園優勝をチームとして掲げている。1試合でも長く全員で戦いたい。それに1歩でも近づけるようなエースになれるように」。さらに成長を遂げて、悲願の夏にする。【林亮佑】

