第105回全国高校野球選手権福岡大会の組み合わせ抽選会が行われ、優勝候補の九州国際大付は7月6日の2回戦で嘉穂総合との対戦が決まった。184センチ、103キロの4番スラッガー、佐倉俠史朗内野手(3年)ら強力打線で、2年連続の出場を狙う。春季九州大会4強の福岡大大濠は福岡舞鶴、西日本短大付は福岡農と初戦を迎える。大会は7月1日に開幕する。

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ラストサマーへ、佐倉のバットから快音が止まらない。6月上旬、高知との練習試合で、高校通算31号本塁打を放つなど上昇気配。5月には福井との練習試合で、推定130メートルの右越え場外弾。さらには、佐賀商の最速145キロ右腕のフォークを右中間スタンドに運んだ。「本塁打は狙い球じゃなかったが、変化球が来ても打てた。自信になった」と進化の跡を見せた。

4月のU18日本代表候補選手強化合宿で、一緒だった広陵(広島)真鍋慧(けいた)内野手(3年)に触発され、新たな“脱力打法”が好調だ。「自分より体重は軽いが打球を飛ばしたり、スイングが鋭い。ワンランク違う」。同い年ながらリスペクトする真鍋から学び、開眼した。「最近力を入れなくても打てると気づいた。パワーでいくより、タイミングをしっかり合わせ、芯に当たればホームランという感じ」。

嘉穂総合との初戦へ「勝つ執念だけで、やって行きたい」。夏2連覇へ闘志をみなぎらせた。【菊川光一】

◆佐倉俠史朗(さくら・きょうしろう)2005年(平17)11月3日、福岡県久留米市出身。小1年の時に軟式「宮ノ陣フラワーズ」で野球を始め、宮ノ陣中では硬式「球道ベースボールクラブ」所属。九州国際大付1年春からベンチ入り。1年秋県大会から主に4番で、2年秋から4番定着。高校通算31本塁打。憧れはオリックス森友哉とヤクルト村上宗隆。遠投90メートル、50メートル6秒6。184センチ、103キロ。右投げ左打ち。

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