波崎柳川(茨城)のポーカーフェース、金井涼投手(3年)が157球を投げ、7安打完封勝利を挙げた。自ら先制のホームも踏み、潮来、神栖、茨城東と組んだ4校連合を勝利に導いた。
粘りの投球だった。6回と8回を除くイニングで得点圏に走者を背負う展開だったが、「練習試合からピンチの場面には慣れている」と表情を変えずに投げきった。得意のスライダーにキレがあり、要所を締めた。エースの頑張りにバックも応えた。7回1死満塁の場面で、遊ゴロ併殺を完成させた。「守備を信用して打ち取ることを意識した」と振り返った。
夏前に、鹿島学園との練習試合でチームが勢いづいた。相手はBチームではあったが5失点に抑え、守りに自信が生まれた。山下雄大監督(33)は「あの試合から粘り強いゲームができるようになった」と明かした。好投した右腕に対しては「3年間よく我慢強くやってきてくれた。最後に良い思いをさせてもらいました」と目を細めた。
4校連合は15日の2回戦で、多賀と対戦する。連合チームのため練習日は土日と限られているが、数少ない集合日で守備の連係を高めてきた。磨き上げた守りで茨城に旋風を起こす。【村山玄】

