初出場の鳥栖工(佐賀)がタイブレークの末、12回サヨナラで富山商を破り、甲子園初勝利を挙げた。佐賀県勢は13年の有田工以来、10年ぶりの初戦突破。

1-1でタイブレークに突入。10回はともに無得点。11回に1点ずつを取り合い12回へ。12回表を無失点で切り抜けるとその裏、送りバントが敵失を誘いサヨナラ勝ちした。

松延響(ひびき)投手(1年)と松延晶音(あぎと)捕手(3年)の兄弟バッテリーが活躍した。弟の響が6回から2番手でマウンドに上がり兄弟バッテリーが実現。先頭打者を四球で出すとすかさず兄がマウンドへ。そして弟が出した走者を兄が二盗を刺して援護した。弟はこれで落ち着いたのか最速144キロの快速球で10回まで無失点。11回表に捕逸で1点を失ったが追加点を許さずその裏同点。12回のピンチをしのぎサヨナラにつなげ勝利投手になった。

富山商は華麗な守備で甲子園を沸かせたがタイブレークで力尽き初戦敗退。9年ぶりの白星を逃した。