仙台育英が狙う記録は「史上7校目の夏連覇」だけではない。

橋本航河外野手(3年)は、準々決勝を終えて、昨夏から2大会で通算22安打。清原和博(PL学園)が持つ最多記録27安打まであと「5」に迫った。

徹底的な打撃練習が効いた。今春の東北大会決勝で八戸学院光星(青森)に2-3で敗れた後、打撃強化に注力。「夏の大会が始まる直前までとにかく数をしっかり打つということをやりました」。笛の音に合わせて、7秒に1球を必ず打つ練習などでひたすら数をこなした。

そのかいあってチームの打力は向上。橋本も今大会4試合で10安打と当たっており、昨夏から7試合連続でのマルチ安打を記録。「一番はチームの勝利に貢献すること。1打席1打席チームに流れを呼び込めるようなバッティングをしたい」。仙台育英の「安打製造機」が、チームバッティングを徹底したうえで記録を塗り替える。