関根学園(新潟3位)は日本航空石川(石川2位)に6-13の7回コールドで敗れ、20年以来3年ぶりの4強入りはならなかった。

2-4で迎えた3回裏に適時打とスクイズなどで3点を挙げて一時5-4とリードするが、4回表に一挙8点を奪われるなど、計14安打の猛攻を浴びた。

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試合後、三塁側ベンチ前に整列した関根学園ナインは前を向いて日本航空石川の校歌を聞いた。主将の山川徠輝二塁手(2年)は「悔しいです」と本音を吐き出した。2-4の3回裏、無死満塁から5番・片桐優三塁手(2年)の左前打で1点を返すと、6番・谷島優輝左翼手(2年)の遊ゴロで同点。さらに1死一、三塁から7番・大平慈温一塁手(2年)の投前スクイズで5-4と勝ち越した。だが直後の4回表に5安打と押し出し四球などで8失点。再びリードを許し、突き放された。

それでも安川巧塁監督(31)は「分析した先発と最後に登板した左腕は打てた。後悔はない」と選手をたたえた。相手の先発右腕、蜂谷逞生投手(1年)の直球を狙い、3回途中で引きずり降ろす。3番手で登板した左腕の猶明光絆投手(1年)からも3安打を浴びせ1点を奪った。1回裏に中前に適時打を放った4番・篠原颯太右翼手(2年)は「イメージ通りに打てた」と手応えを話した。

16年秋の北信越大会1回戦で同じ日本航空石川と対戦し、1-6で敗れていた。今回、点差こそ開いたが、意図したプレーもでき「距離は縮まっていると感じた」と安川監督。山川主将は「来年の夏、甲子園に行くための練習をする」と冬場の成長を誓った。【斎藤慎一郎】