履正社(大阪2位)が滋賀学園(滋賀2位)に快勝し、初戦を突破。近畿8強入りし、3季連続の甲子園へ“王手”をかけた。

堅実な攻めで快勝につなげた。象徴は2-0の5回だった。先頭から2者連続四球となり、4番石田勝一朗内野手(2年)の犠打が相手失策を誘って無死満塁。さらに押し出し四球を選ぶと、2者続けて犠飛を放った。この回3四球に1犠打、2犠飛とノーヒットで3得点。2盗塁で次の塁を狙う姿勢も崩さず5点差とした。打線は10安打1得点の滋賀学園とは対照的に9安打8得点と効率よく得点を奪った。

エース高木大希投手(2年)も要所を締める投球。7回に失点したが、9回1失点にまとめた。

多田晃監督(45)が掲げる機動力野球を存分に発揮。「得点を取るのはヒットやホームランだけじゃない。フォアボールや外野フライで点を取りたいと思っていた。走塁や盗塁も積極的にやって、相手バッテリーにプレッシャーをかけて、いい感じに点が取れた」と納得の表情だ。この日は9四死球で6盗塁を絡め、5つの犠打飛で効率よく得点をゲット。「理想的な展開だった」と快勝につなげた。

3年連続の近畿大会だが、21年は初戦敗退で22年は8強止まり。来春センバツでの近畿枠は6で、4年ぶりの近畿4強入りで聖地を確実なものにしたい。次戦は京都外大西(京都1位)と対戦する。