市船橋が粘る東京学館浦安を振り切り、5回戦進出を決めた。
「オリャー!」1球ごとに、気合の入った声が響き渡った。市船橋、先発の背番号20・高田律投手(3年)は、130キロ前後の真っすぐと、左右に落ちるツーシームを投げわけ、打たせてとった。7回を投げ3安打1失点。「投手の中で、ここまで自分だけ投げていなかった。絶対に結果を残してやろうと思っていました。何とか粘り強く投げられました」と、笑顔を見せた。
強気な投球と毎回見せるガッツポーズと雄たけび。意外や意外、普段はおとなしい性格で「小さいころから気が弱かったんです」と、打ち明けた。中学時代、弱気な性格からマウンドで逃げの投球が多く、指導者からのアドバイスで声を出すように。市船橋入学後も、そのスタイルは変えず。堂々と夏の舞台で、チームの勝利に貢献した。
大会直前のメンバー変更でベンチ入りの背番号20。「これからも、自分の与えられた仕事をしっかりこなして、チーム一丸でやっていきたいです」。もう弱気な自分はいない。堂々と胸を張る、姿は頼もしかった。

