英明(香川)はセンバツV健大高崎(群馬)に惜敗も、強力打線を相手にロースコアゲームで奮闘した。

エース清家(せいけ)準投手(3年)が8回5安打1失点、10奪三振、129球の熱投。「1球に歓声が湧いたり本当に夢のような舞台でした。本当に強かった。このまま勢いによって優勝してほしい」と、すがすがしい表情で汗をぬぐった。

校舎にグラウンドがなくても、工夫を凝らした。校内では駐輪場と中庭のスペースを主に活用。朝練の時間帯には生徒たちの自転車がないため、ネットをひいてトスバッティングなどを行った。香川純平監督(38)は「環境は限られているけど、使い方を工夫していけば絶対に強くなれる」と伝えていた。環境に不満を述べる部員はおらず、今できることに熱中した結果、2年連続の夏切符をつかみ取った。11年以来の夏白星とはならなかったが、強敵を相手に堂々と戦い抜いた。