昨夏甲子園に出場した金足農が、準決勝で宿敵を破り、決勝進出を決めた。

18年甲子園で準優勝した同校OB、オリックス吉田輝星投手(24)の弟でエース吉田大輝投手(3年)が完封勝利を飾った。

「6番投手」で先発し、1回を3者凡退で立ち上がると、3回に初安打を許すも無失点で切り抜けた。打線は4回に無死満塁のチャンスをつくり、押し出しの死球で先制点を奪った。

1点リードの8回は先頭の出塁を許して無死一塁から一塁ゴロの間に1死二塁のピンチを招く。ここで中堅に抜けそうな打球を二塁手が好捕して2死二塁。最後は空振り三振に打ち取った。酷暑の中、9回まで投げ抜き、勝利した。

22日の決勝は2年連続8度目の甲子園を目指して鹿角と対戦する。

吉田は今大会、初戦の2回戦由利戦では先発で5回2安打無失点。3回戦の秋田中央戦は先発で8回3安打2失点、準々決勝の秋田西戦では初めてのベンチスタートとなり、3点リードの6回から登板し2回1安打無失点で抑えた。

明桜との対戦は兄・輝星を擁し甲子園出場を決めた18年の決勝カードで2-0で勝利して以来。

22年夏には0-6で敗れ3回戦敗退。24年夏には2回戦で対戦し3-2で勝利しているが、今春は0-5で敗れ準々決勝で敗退している。

今春以来グラウンドのホワイトボードには『明桜を圧倒して、甲子園』と記している。吉田は準決勝の相手が明桜に決まり「甲子園に行くためには絶対に通らなきゃいけない道だと思う。明桜を倒さなきゃ甲子園に行った気にもなりませんし優勝した気にもなりません」と思いを語りながら「自分もチームとしても命を懸けるくらい全力で、1勝というのを勝ちとりたいと思います」と意気込んでいた。

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