仙台育英が4年連続の決勝進出を決めた。

初回から試合が動いた。1回1死二塁、土屋璃空外野手(3年)が右翼スタンドに2ランをたたき込み、先制に成功。「先制点を取った試合は主導権が握れて、良い勝負ができるのを感じていたので、なんとしても先制点を取ろうと思いました」と有言実行。3回にも右前打を放った。

普段は5番に座る土屋。この日は3番。仙台一の先発を右腕、藤田拓実投手(3年)でくると予想し、3番までの上位打線を左打者で並べた。須江航監督(42)は「土屋がすこぶる調子が良かったのと、今日は左バッターがカギになると思っていました」。これが功を奏した。

4回には1年生2人で貴重な1点をもぎ取った。無死走者なしで7番・有本豪琉(たける)内野手の左翼線への二塁打でチャンスメークすると、元U15日本代表の9番・砂涼人内野手(ともに1年)が中前適時打。貴重な追加点をもたらした。6回には1番・田山纏(まとい)外野手(2年)が右中間越えに3ラン。コールド勝ちをたぐり寄せた。

先発の梶井湊斗投手(2年)は、3者凡退で上々の立ち上がりをみせた。だが、3回2死一、二塁のピンチを招き降板。2番手の刀祢悠有希(とね・ゆうき)投手(3年)が、ここを1点でしのいだ。その後もランナーを背負いながらも、粘りの投球で6回までスコアボードに「0」を並べた。7回はエース吉川陽大(あきひろ)投手(3年)が締めくくった。

決勝は28日、東陵-東北学院榴ケ岡の勝者と対戦する。

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