日大三(西東京)が2年ぶり20度目の甲子園出場を決めた。春季東京大会準決勝で敗れた東海大菅生に雪辱した。三木有造監督(51)は「諦めないで最後の最後アウトになるまで粘っていこうということはずっと言ってきましたので、それをよく選手たちが頑張ってやってくれました」とたたえた。

爆発力のある強力打線が火を噴いた。5試合連続無失点と安定感を誇る投手陣を擁して決勝まで勝ち進んだ東海大菅生に対し、「強打の三高」の看板通りの展開を見せた。3回2死二、三塁から主将の本間律輝外野手(3年)のタイムリーで2点を先制。4番田中諒内野手(2年)も適時三塁打で続き、相手エース左腕・上原慎之輔投手(3年)を打ち崩した。

3-4と1点を追う5回に本間の勝ち越し2点適時二塁打など3点を奪って逆転。8回にもさらに2点を追加し、突き放した。3安打5打点の活躍の本間は「去年一番悔しい思いをしていたので、なんとか自分たちが結果を出さないといけないというところでした。結果が出たというのは本当に良かったなと思います」とかみしめた。

準決勝を終えて、チーム打率3割7分9厘で強力打線。打率4割7分と好調を維持する本間、さらに準決勝のサヨナラ2ラン含む大会2本塁打の田中など活発な打線が大一番でも機能。堅守を誇った東海大菅生に2桁安打となる10安打8得点で大勝を収め、西東京の頂点に輝いた。本間は「自信を持って戦い抜きたい」と力強く宣言。夏の甲子園でも、猛打の日大三が聖地で旋風を巻き起こしそうだ。