花巻東(岩手1位)が、八戸工大一(青森2位)との延長10回タイブレークの接戦を制し、2年連続の4強入りを果たした。
1-3の5回1死二塁で、3番・赤間史弥外野手(2年)。「自分の一打で変えてやろうと思いました」と左中間越えに同点2ラン。試合を振り出しに戻した。
タイブレークに突入し、花巻東は10回表に勝ち越し。1点リードで迎えた同裏のマウンドには萬谷堅心投手(2年)が上がった。「気持ちを切らさず、気を抜かないように」と1点リードを守り切った。この日は先発して4回までに4四死球3失点。「投げ急いでしまっていた」と反省。「みんなが頑張って守ってくれたので、野手のおかげの勝利です」と感謝した。
5回以降は無失点。「ゾーンで打たせて取ることを意識しました」と10回3失点完投。花巻東OBの兄大輝さんも、21年秋季東北大会準決勝の八戸工大一戦(4-3)で先発し10回3失点完投。佐々木洋監督(50)も「兄も競っていたので、萬谷で勝ちきりたかった」と期待を寄せて最後まで送り出した。萬谷も「負けたくなかった」と気合十分の投球で、兄同様に粘り強くチームを勝利へと導いた。
準決勝では東北(宮城2位)と対戦する。

