北照(北海道)が専大松戸(千葉)に敗れ、13年ぶり勝利はならなかった。北照・沢田碧生内野手(3年)は、横浜高で93年センバツ出場の父博貴さん(50)の背中を追って、甲子園で快音を響かせた。

3回。鋭いスライダーを捉えてチーム初安打をマークした。「夢のようだった。緊張がほぐれ、自分のプレーが出せた」と振り返った。父の守備の巧みさに憧れて野球を始めた。中学時代に見学した北照の礼儀正しさにひかれ、地元神奈川を離れて野球留学を決意。この日、スタンドで見守った父からは「楽しんでこい」とエールを送られ、母からは「連れてきてくれてありがとう」と感謝された。

沢田は「ヒットはうれしいが、それだけじゃだめ。夏にまた甲子園に帰ってきて、勝利を挙げたい」と前を向いた。

【センバツ】専大松戸が3年ぶり、日本文理は15年ぶり、花咲徳栄は16年ぶり白星/詳細