<高校野球埼玉:花咲徳栄2-1春日部共栄>◇27日◇決勝

 6年ぶり5度目の夏制覇を目指した春日部共栄は、あと1歩のところで逆転負けした。序盤から花咲徳栄を押し、4回に7番竹沢幸大内野手(3年)の中前適時打で先制。だが5回に逆転を許すと、8回2死二、三塁の絶好機で加点できなかった。エース竹崎裕麻(3年)は8回中6回を打者3人で抑えるなど、最後まで冷静な投球を見せた。本多利治監督(53)は「選手はよくやった。本当に褒めてやりたい。1点差で負けるというのは監督の責任です」とねぎらった。