<高校野球福岡大会:自由ケ丘9-1南筑>◇27日◇決勝◇久留米市野球場

 自由ケ丘が9-1と南筑を圧倒し初優勝を飾った。

 ベンチ前に整列した赤嶺琢監督(48)は甲子園出場に特別な思いをはせていた。赤嶺監督は沖縄水産で甲子園準優勝2度の故・栽弘義監督の長男。「感慨深いですね。同じ場所に同じ立場でやれるというのが一番うれしいですね。父からは『調子こくなよ』と言われそうですね」と笑った。

 04年から自由ケ丘で2年半監督を務め、その後コーチとなり今年3月から再び監督に就任。復帰わずか5カ月で念願の聖地へ。「選手たちの力があったからです」と感謝した。この日は2度1死一塁から犠打で確実にチャンスを広げた。手堅い栽イズムを受け継いだ赤嶺監督が、その采配を甲子園で初披露する。

 ◆自由ケ丘

 男女共学の私立校で前身は47年設立の福原高等学院。八幡西から02年に現校名に変更。野球部創部は64年で甲子園は10年春に1度出場し、夏は初めて。部員数は71人。主なOBはオリックス武田健吾外野手。所在地は北九州市八幡西区自由ケ丘1の3。福田敬治校長。