<全国高校野球選手権:常葉学園菊川13-10智弁和歌山>◇16日◇準々決勝

 常葉学園菊川(静岡)が、両チーム合計30安打の打撃戦を制した。6回裏、5番前田隆一主将(3年)の3ラン本塁打が飛び出すなど7安打、4四死球で打者15人を送る猛攻。一挙10得点を挙げた。3試合連続の逆転勝ちで、2年連続4強入り。佐野心監督(41)は「ロースコアとは思ってなかった。ウチらしくフルスイングの結果」と話した。