<全国高校野球選手権:横浜15-1聖光学院>◇16日◇準々決勝

 聖光学院(福島)は火のついた相手打線を食い止めることはできなかった。3投手が18安打を浴び15失点。71年に準優勝した磐城以来の福島県勢37年ぶりの4強入りを逃した。斎藤智也監督(45)は「ミスや四球が出た後に、筒香君に回ってしまい苦しくなった。非常に流れが悪かった」と振り返った。今大会は県勢33年ぶり、同校初の8強入りを果たした。だが最後に強豪の力を痛感。「技術や体力の差を感じた。2年の筒香君にあれだけのスイングスピードを見せられては…。何とか(横浜を)超えられるように頑張っていきたい」と語った。