コンテンツエリア



メインコンテンツ

夏の地方大会2015

日刊スポーツが選ぶ全国49地区ピカイチ君

  • 北北海道・白樺学園長身から角度のある球が武器
  • 河村 説人(192cm/85kg/右右/3年生)
  • 南北海道・東海大四鋼の心と制球健在の選抜準V腕
  • 大沢 志意也(174cm/69kg/右左/3年生)

 今春センバツで準優勝したエース大沢志意也(3年)だったが、全5試合で4完投した疲労がたたって、甲子園後はスロー調整を余儀なくされた。腕試しとなった6月14日、大阪桐蔭との練習試合で8回6失点(自責4)し「もっと制球を意識しないと」と痛感。大脇英徳監督(40)は「以降、真っすぐ中心に丁寧に投げるようになった」。センバツで光った低めの制球力を取り戻し、混戦の地方大会を勝ち抜く。

  • 青森・八戸工大一角度ある直球魅力プロ注目右腕
  • 内沢 航大(194cm/90kg/右右/3年生)
  • 岩手・花巻東146キロ直球とスローカーブで幻惑
  • 高橋 樹也(176cm/75kg/左左/3年生)
  • 秋田・秋田商コントロール抜群で三振を量産
  • 成田 翔(169cm/70kg/左左/3年生)
  • 山形・山形中央昨夏甲子園2戦先発MAX146キロ
  • 佐藤 僚亮(171cm/76kg/左左/3年生)
  • 宮城・仙台育英2種類フォーク持つ神宮V右腕
  • 佐藤 世那(180cm/76kg/右右/3年生)

 144キロ右腕の佐藤世那(3年)は現在「充電」中だ。6月5日の東北大会、盛岡大付(岩手)戦で4回 2/3 、8安打7失点KO。それ以降は練習試合に登板せず、ブルペンでも立ち投げのみ。昨秋故障した右肘の状態をみながら、下半身強化に努めている。「不安はありますが、6月中はトレーニングをしっかりやり、大会前に整えていければ」と話した。

  • 福島・聖光学院春8回参考ノーヒットノーラン
  • 今泉 慶太(181cm/79kg/右右/3年生)
  • 茨城・霞ケ浦最速145キロ直球に緩急も自在
  • 綾部 翔(187cm/84kg/右右/3年生)

 綾部翔(かける)投手(3年)が緩急自在に三振の山を築く。最速145キロの直球と「巨人の杉内を意識している」というチェンジアップとのコンビネーションで、今春の県南大会代表決定戦(対牛久)では14奪三振をマークした。夏は過去5度決勝ではね返されており、「今年は必ず甲子園に行く」とエース右腕は力強く話していた。

  • 栃木・作新学院投打に活躍する経験豊富な右腕
  • 朝山 広憲(176cm/78kg/右左/3年生)
  • 群馬・桐生第一投打にチームを支える大型右腕
  • 山田 知輝(185cm/88kg/右左/3年生)

 身長185センチの大型右腕、山田知輝投手(3年)は打者としても4番を務める。昨春センバツでは、最速140キロの直球とスプリットを武器に8強入りに貢献。しかし、その後は3季連続で高崎健康福祉大高崎に敗退し甲子園出場を逃しただけに、雪辱の思いは強い。昨年末に痛めた右肘も完治。「最後にリベンジしたいです」。二刀流エースが大暴れする。

  • 埼玉・浦和学院抜群の制球力。失投もなく安定
  • 江口 奨理(173cm/70kg/左左/3年生)

 江口奨理(3年)は球威で圧倒するタイプではないが、丁寧な組み立てで昨秋以降、県内無敗を誇っている。「昨夏(3回戦敗退)の借りは夏にしか返せない」と気の緩みはない。抽選会で渡辺主将が口にしたのと同じ言葉を話した。江口を中心にした堅固な守備で死角は見当たらない。

  • 千葉・専大松戸最速148キロの本格派長身右腕
  • 原 嵩(184cm/84kg/右右/3年生)

 プロ注目の本格派右腕が昨夏のリベンジに燃える。専大松戸(千葉)のエース原嵩(しゅう)投手(3年)は184センチの上背から投げ下ろす最速148キロの速球に加え、阪神藤浪を参考にしたスライダーが武器。今春関東大会は初戦で高崎健康福祉大高崎(群馬)に敗れたが、プロ8球団が視察に訪れた。県準Vだった昨夏は背番号「1」を背負った。だが大会直前に母昭子さん(享年50)をがんで亡くし「心の整理がつかず、調子を崩してしまった」。3試合の登板にとどまり、エースの役割を果たせなかった。今春の県大会は他の投手育成のため登板機会はゼロ。それでも1日200球の投げ込みで球威が増し、ツーシームも習得した。
 「昨年のようなことを繰り返してはいけない」と松戸市から初の甲子園出場を誓った。

  • 東東京・二松学舎大付1年夏から甲子園経験の好左腕
  • 大江 竜聖(171cm/66kg/左左/2年生)

 1年夏から甲子園のマウンドを経験したエース左腕、大江竜聖投手(2年)が、3季連続の甲子園を狙う。今春センバツでは、初戦の松山東(愛媛)戦で自己最速を更新する142キロをマーク。毎回の16三振を奪ったが5失点で敗れ、「この悔しさをずっと忘れないで、夏にまた戻ってきたい」と誓った。持ち前の制球力に、鋭いスライダーも武器になる。

  • 西東京・八王子実践最速143キロの直球とフォーク武器
  • 栗田 海人(180cm/78kg/右右/3年生)

 栗田海人投手(3年)はプロ注目の最速143キロ右腕だ。エースとなった昨秋の都大会3回戦、東海大菅生戦は味方の6失策もあって8失点したが、今春まで公式戦4試合すべて2失点以内。夏に向けて制球力アップに取り組み、さらに安定感が増した。最大の武器は落差十分のフォーク。「たくさん三振を取って勝ち進んでいきたい」と気合十分だ。

  • 神奈川・東海大相模最速149キロの高校NO・1左腕
  • 小笠原 慎之介(178cm/82kg/左左/3年生)

 最速149キロを誇る小笠原慎之介(3年)は「最後ですから、どの高校よりも長く野球をやっていたい」と力を込めた。1年冬に左足首を痛め、その影響で左肘まで故障。昨夏の甲子園では救援で1回1/3を投げただけ。ようやく本来の力を取り戻し今春の関東大会準決勝、浦和学院戦では最速を3キロ上回る149キロを出した。「三振の取れる直球が魅力」(広島苑田スカウト部長)と評価する武器がさらに進化した。

  • 新潟・新潟県央工マー君似の本格派。秋最速142キロ
  • 石橋 健哉(170cm/74kg/右右/3年生)
  • 長野・長野日大直球は140キロ超。奪三振も多い
  • 川上 清敬(185cm/75kg/右右/3年生)
  • 山梨・帝京三スタミナ自慢の145キロ右腕
  • 茶谷 健太(185cm/85kg/右右/3年生)

 茶谷健太投手(3年)が初の甲子園に導く。最速145キロの直球に加え、変化球は落ちる球だけでフォーク、スプリット、チェンジアップの3種類を投げ分ける。この春にはツーシームを覚え、投球の幅も広がった。6月20日の練習試合では強豪桐蔭学園(神奈川)を2安打完封。「甲子園に出場するために山梨に来た」と、神奈川出身の右腕は力を込めた。

  • 静岡・日大三島昨夏148キロを計測した本格派右腕
  • 小沢 怜史(180cm/77kg/右左/3年生)
  • 愛知・豊橋工選抜で大器片鱗見せた本格右腕
  • 森 奎真(182cm/74kg/右右/3年生)
  • 岐阜・県岐阜商最速152キロで今秋ドラフト最注目
  • 高橋 純平(183cm/76kg/右右/3年生)
  • 三重・菰野上背はないが140キロ台後半の直球
  • 山田 大樹(176cm/75kg/右左/3年生)
  • 富山・富山工細身から投げ込む直球が伸びる
  • 松島 良輝(177cm/60kg/右右/3年生)
  • 石川・金沢最速145キロ直球にスライダー
  • 竹田 和真(180cm/78kg/右右/3年生)
  • 福井・敦賀気比センバツ5完投の絶対的エース
  • 平沼 翔太(178cm/75kg/右左/3年生)
  • 滋賀・近江2年夏から大舞台経験の投球術
  • 小川 良憲(178cm/75kg/右右/3年生)
  • 京都・龍谷大平安甲子園で好投披露の実力派左腕
  • 高橋 奎二(178cm/72kg/左左/3年生)

 今秋ドラフト候補に成長した高橋奎二投手(3年)が最後の夏に臨む。右足を高く上げるライアン投法で昨年センバツ制覇の原動力になったが、気持ちの弱さが弱点。6月のトレーニングで目標タイムを切れず、原田英彦監督(55)に甘さを叱られた。目の色を変えて練習に励むようになり、監督も「見違える球を投げるようになった」。今年のセンバツは初戦で敗れ「自分を磨く努力をしないと勝てない」(高橋)と実感。3季ぶり甲子園制覇を狙う古豪の先頭に立つ。

  • 大阪・履正社直球、変化球ともに大器の期待
  • 寺島 成輝(180cm/82kg/左左/2年生)
  • 兵庫・関西学院捕手から転向し4番も務める
  • 谷川 悠希(180cm/74kg/右左/3年生)
  • 奈良・奈良大付多彩な変化球に制球力屈指
  • 坂口 大誠(181cm/75kg/右左/3年生)
  • 和歌山・智弁和歌山下級生時は故障禍も能力は高い
  • 斎藤 祐太(176cm/70kg/左左/3年生)
  • 岡山・創志学園1年で球速8キロ増の150キロ
  • 高田 萌生(176cm/66kg/右右/2年生)
  • 広島・広島新庄直球は130キロ台も切れ味十分
  • 堀 瑞輝(175cm/76kg/左左/2年生)
  • 鳥取・鳥取商140キロ超の速球に長打力兼備
  • 雑賀 涼(177cm/72kg/右右/3年生)
  • 島根・平田140キロ速球と精度高い変化球
  • 厚田 健人(176cm/70kg/右右/3年生)
  • 山口・宇部鴻城今春センバツ出場の技巧派右腕
  • 上西 嵐満(176cm/74kg/右左/3年生)
  • 香川・三本松長打力兼ね備えた144キロ左腕
  • 三好 大倫(176cm/76kg/左左/3年生)
  • 徳島・阿南工球のキレとスライダー魅力
  • 片山 雅斗(180cm/78kg/右右/3年生)
  • 愛媛・松山東制球力磨き学校初センバツ勝利
  • 亀岡 優樹(170cm/72kg/右右/3年生)
  • 高知・高知中央球速と制球力増で飛躍的に成長
  • 日隈 ジュリアス(184cm/74kg/左左/3年生)
  • 福岡・九産大九州変則横手投げ左腕は県内敵なし
  • 岩田 将貴(178cm/66kg/左左/2年生)
  • 佐賀・唐津商県内最速140キロ超の本格右腕
  • 谷口 拓海(184cm/80kg/右右/3年生)
  • 長崎・島原農147キロを投げる速球派右腕
  • 柴崎 康平(171cm/76kg/右左/3年生)
  • 熊本・熊本国府144キロ右腕は打線でも中心
  • 西村 雅暉(183cm/80kg/右右/3年生)
  • 大分・大分商プロ12球団注目の148キロ右腕
  • 森下 暢仁(180cm/75kg/右右/3年生)

 プロ12球団注目のドラフト上位候補右腕、森下暢仁(まさと=3年)が、全国NO・1右腕の県岐阜商・高橋純平(3年)に負けない投球で2年ぶりの甲子園出場を目指す。「チームワークを大事にし絶対行きたい」と気合十分。高校入学から投手と野手を兼務し、昨夏はソフトバンクにドラフト4位指名されたエース笠谷がいたため三塁手を務めていた。昨秋から主戦を任され才能が開花。本格的な投手歴は1年弱ながら3月に自己最速148キロをマークするなど急成長し、高橋に並ぶドラフトの目玉に浮上した。

  • 宮崎・宮崎学園プロ注目投手はスタミナも抜群
  • 横山 楓(181cm/72kg/右両/3年生)
  • 鹿児島・鹿児島実最速145キロで安定感も増す
  • 橋本 拓実(181cm/82kg/右右/3年生)
  • 沖縄・中部商プロ12球団注目の本格派右腕
  • 前田 敬太(183cm/83kg/右右/3年生)
  • 北北海道・北見北斗1年秋から4番。広角に打てる
  • 浅井 岳(右翼手/180cm/81kg/右右/3年生)
  • 南北海道・北海スイングスピードは超プロ級
  • 鎌仲 純平(左翼手/176cm/81kg/右左/3年生)
  • 青森・青森山田雰囲気変えるパワフル先頭打者
  • 水木 海斗(遊撃手/179cm/77kg/右左/3年生)
  • 岩手・盛岡大付昨夏甲子園2本塁打、通算48本
  • 遠藤 真(遊撃手/178cm/80kg/右右/3年生)
  • 秋田・大曲工花火打線引っ張る勝負強い4番
  • 武田 龍成(右翼手/175cm/73kg/右右/3年生)
  • 山形・山形中央大型捕手。腰痛から復帰なるか
  • 青木 陸(捕手/180cm/90kg/右右/3年生)
  • 宮城・仙台育英走攻守そろったプロ注目遊撃手
  • 平沢 大河(遊撃手/176cm/76kg/右左/3年生)

 今秋ドラフト候補で、6月5日の東北大会、盛岡大付(岩手)戦で右足小指を骨折した平沢大河遊撃手(3年)が、7月4日の盛岡四(岩手)との練習試合で復帰する予定だ。「不安は全くない」と自信たっぷり。県大会初戦11日へ向け、「甲子園に行けるよう、集大成を出せれば」と意気込んだ。

  • 福島・聖光学院思い切りの良さ光る2年生4番
  • 鎌倉 誠(左翼手/178cm/87kg/右右/2年生)
  • 茨城・常総学院走攻守3拍子そろい能力高い
  • 宇草 孔基(二塁手/183cm/71kg/右左/3年生)

 今春センバツ8強のリードオフマン宇草孔基内野手(3年)は、50メートルを6秒0で走る俊足が持ち味だ。1回戦の米子北(鳥取)戦では個人1試合最多タイとなる5盗塁を記録したが、チームは細かいミスが続き準々決勝で敗退した。大会後は相手のミスを誘うような走塁練習に力を入れてきた。「頭を使った走塁を意識している」と話すようにいやらしい1番打者として夏の大会を迎える。

  • 栃木・白鷗大足利中学時代から注目される強打者
  • 大下 誠一郎(左翼手/171cm/87kg/右右/3年生)
  • 群馬・高崎健康福祉大高崎プロも注目する強肩強打の逸材
  • 柘植 世那(捕手/176cm/80kg/右右/3年生)

 今春センバツ8強のリードオフマン宇草孔基内野手(3年)は、50メートルを6秒0で走る俊足が持ち味だ。1回戦の米子北(鳥取)戦では個人1試合最多タイとなる5盗塁を記録したが、チームは細かいミスが続き準々決勝で敗退した。大会後は相手のミスを誘うような走塁練習に力を入れてきた。「頭を使った走塁を意識している」と話すようにいやらしい1番打者として夏の大会を迎える。

  • 埼玉・花咲徳栄技術とパワーを誇り広角に長打
  • 大滝 愛斗(中堅手/178cm/82kg/右右/3年生)

 大滝愛斗外野手(3年)は、広角に長打を打てる力強さと50メートルを6秒0の走力も魅力だ。入部後に約20キロ体重も増え、力強さは増した。昨夏は開幕戦で敗退と、よもやの結果となった。「夏は体重が減りやすいので意識して食べている。去年の悔しい思いを今年晴らしたい」とリベンジを誓った。

  • 千葉・木更津総合1年夏甲子園経験の大型遊撃手
  • 檜村 篤史(遊撃手/180cm/75kg/右右/3年生)

 檜村篤史内野手(3年)は1年夏に甲子園を経験した大型ショート。遠投100メートルの強肩に加え、勝負強い打撃が光る。新チームから4番を担い、今春センバツ初戦の岡山理大付戦で通算8本、公式戦1号となる決勝3ランを放ち、44年ぶり勝利に貢献。自身3度目の甲子園へ「去年敗れた先輩の分まで、今年は春夏連続で甲子園に出たい」と力を込めた。

  • 東東京・関東第一走攻守3拍子そろう右の強打者
  • オコエ 瑠偉(中堅手/183cm/86kg/右右/3年生)

 ナイジェリア人の父を持つオコエ瑠偉外野手(3年)は、走攻守3拍子そろうドラフト候補。5月の練習試合、コザ(沖縄)戦では、95メートル先に張られた約10メートルの左翼ネットを超える特大の場外弾を放った。内角直球をとらえた一打に、「内角は一番の課題。自信がつきました」と喜んだ。父ボニーさんから、サッカー選手になって欲しいと願いを込められ、ラモス瑠偉(FC岐阜監督)の「瑠偉」をもらった。それでも本人は野球一筋。高校野球が終わったら「1度行って、見てみたい」とナイジェリアを初めて訪ねる予定だ。

  • 西東京・早実高校通算46発。逆方向にも長打
  • 加藤 雅樹(捕手/183cm/81kg/右左/3年生)

 早実(西東京)の加藤雅樹捕手(3年)が、5年ぶりの甲子園に導く。圧倒的なパワーで高校通算46本塁打。50発を視界にとらえたが、気負いはない。プロ注目の主将は「春は50本を考えすぎて、調子を落としてしまった。目立ちたい気持ちは抑えて、つなぐ打撃をしたい」と頂点だけを見据えて最後の夏に臨む。
 1年秋から4番に座り続ける。打球をとらえるポイントが近く、左打席から左中間を破る長打も多い。空振りが少ないのも特長で、相手バッテリーには脅威の存在だ。厳しいマークが予想されるが、3番には注目の1年生スラッガー・清宮幸太郎内野手が座る。加藤は「ランナーがいる状況で回ってくることが増えた」とニヤリ。打点を稼ぐ4番の仕事に徹するつもりだ。

  • 神奈川・日大藤沢二塁送球1秒8台強肩大型捕手
  • 下地 滉太(捕手/183cm/84kg/右右/3年生)

 下地滉太捕手(3年)は、二塁送球1秒8台と遠投100メートルを超える強肩が魅力。1年秋から正捕手としてマスクをかぶる。今春の県大会前に行った高崎健康福祉大高崎(群馬)との練習試合では「4盗塁全てを刺した」と自信を持った。中日山本昌投手(49)の弟である山本秀明監督(45)も「スローイングが正確」と太鼓判を押す。打撃でも5番打者として今春の県大会で打率5割超えをマークした。「チャンスでは集中力が増す」と20年ぶり甲子園を目指す。

  • 新潟・日本文理好打者であり長打力も兼備する
  • 星 兼太(右翼手/177cm/80kg/左左/3年生)
  • 長野・佐久長聖昨夏甲子園で4番。パワー十分
  • 田辺 直輝(一塁手/177cm/90kg/右右/3年生)
  • 山梨・東海大甲府打撃センスが光る左の強打者
  • 平井 練(右翼手/173cm/82kg/右左/3年生)

 平井練外野手(3年)は昨夏の甲子園で4番を務めた。今春の練習試合では推定飛距離140メートルの特大本塁打を放つなどボールを飛ばす力は本物だ。通算19本塁打を放ち、昨秋の県大会では、打率7割超えをマークするなど打撃センスが光る。「昨年は悔しくて(甲子園の)土を持って帰らなかった。今年はチームの目標の全国制覇をしたい」と雪辱を期す。

  • 静岡・静岡フルスイングで勝負強さを発揮
  • 安本 竜二(三塁手/178cm/80kg/右右/3年生)

 主将の安本竜二内野手(3年)のバットと言動に注目だ。ファーストストライクから強く振る積極的なスタイルで高校通算本塁打は13本(6月27日時点)。センバツ後に遊撃から三塁に移った。速い打球にも体を投げ出し、強肩でアウトに仕留める。センバツでは多くの取材に心を乱される場面もあったが、最後の夏に向けて精神的にタフになるきっかけにもなった。力強い前向きな言葉で仲間を鼓舞する。

  • 愛知・愛工大名電左右に長打を打てる打撃センス
  • 毛利 元哉(左翼手/182cm/81kg/右左/3年生)
  • 岐阜・中京元阪急の茂さんが父の長距離砲
  • 今井 順之助(一塁手/178cm/86kg/右左/2年生)
  • 三重・三重準優勝した昨夏の甲子園で1発
  • 山井 達也(遊撃手/180cm/80kg/右右/3年生)
  • 富山・魚津工秋春の県大会でともに3戦連発
  • (すなどり) 大稀(一塁手/172cm/92kg/左左/3年生)
  • 石川・遊学館下級生から中軸座り、攻守の要
  • 高本 康平(捕手/173cm/78kg/右左/3年生)
  • 福井・敦賀気比センバツ満塁弾2発の勝負強さ
  • 松本 哲幣(左翼手/178cm/75kg/右右/3年生)
  • 滋賀・北大津看板の強力打線引っ張る好打者
  • 杉原 竜希(右翼手/178cm/88kg/右右/3年生)
  • 京都・龍谷大平安センバツ浦和学院戦意地の2本
  • 西川 寛崇(一塁手/177cm/74kg/右右/3年生)
  • 大阪・大阪桐蔭打撃不振で苦闘も潜在能力屈指
  • 青柳 昂樹(中堅手/182cm/83kg/右右/3年生)
  • 兵庫・神戸国際大付14年ぶりに春近畿制する同点弾
  • 竹村 陸(右翼手/175cm/77kg/右右/3年生)
  • 奈良・天理攻守ともに大型野手へ成長期待
  • 船曳 海(中堅手/182cm/72kg/右左/3年生)

 船曳海(わたる)外野手(3年)は、選抜大会の1番から夏は5番を担う役割が濃厚だ。橋本武徳監督(70)を補佐する元近鉄の中村良二コーチ(47)は「春に比べ長打率、守備力の確実性が上がりました」と認める。潜在能力の高さにプロも注目する選手。船曳自身が「オリックス糸井さんのように走攻守そろった選手になるのが目標」と目指す理想に近づいている。

  • 和歌山・初芝橋本木製バットでも飛距離変わらず
  • 黒瀬 健太(捕手/180cm/95kg/右右/3年生)

 今秋ドラフト候補で通算95本塁打を誇るのが、初芝橋本(和歌山)の黒瀬健太捕手(3年)だ。すり足で打っていた1年時は16本だったが左足を上げる打法に変え、2年の1年間で56本を量産。昨年の練習試合で対戦した智弁学園(奈良)・岡本(巨人)の肩から上が動かない安定感のある打撃フォームも参考に、スイングを重ねてきた。「足の上げ方、タイミングの取り方を芝野監督に教えていただいて、飛距離が伸び、球をとらえる確実性も上がりました」。打てる捕手として期待される。

  • 岡山・岡山理大付選抜大会でも高いミート力披露
  • 石原 吉人(二塁手/177cm/80kg/右右/3年生)
  • 広島・広陵シャープな打撃で打線をけん引
  • 喜多 真吾(一塁手/185cm/80kg/右左/3年生)
  • 鳥取・鳥取城北50メートル6秒の俊足兼備の長距離砲
  • 布袋 翔太(中堅手/175cm/78kg/右右/3年生)
  • 島根・大東入学直後から4番で投も存在感
  • 原 拓海(投手/180cm/82kg/右右/3年生)
  • 山口・宇部商強肩捕手は県内屈指の長距離砲
  • 宮崎 佑太(捕手/185cm/73kg/右左/3年生)
  • 香川・高松南二塁送球1秒9の強肩持つ主砲
  • 湊谷 玲和(捕手/179cm/72kg/右右/3年生)
  • 徳島・川島中軸担うプロ注目の大型遊撃手
  • 大堀 雄平(遊撃手/180cm/85kg/右左/3年生)
  • 愛媛・小松昨夏甲子園経験し攻守で成長
  • 大上 拓真(捕手/175cm/80kg/右右/3年生)
  • 高知・高知スイングの速さに注目の好打者
  • 岡田 悠吾(三塁手/164cm/64kg/右右/3年生)
  • 福岡・九州国際大付プロ注目で父は元ロッテ監督
  • 山本 武白志(三塁手/188cm/89kg/右右/3年生)

 4番山本武白志(むさし)三塁手(3年)が昨夏甲子園で初戦敗退のリベンジに燃えている。「悔いが残る負け方だったのでもう1回甲子園に行って活躍したい」。元ロッテ監督の父功児氏(63)のDNAを受け継ぐプロ注目の強打者。昨年8月に就任した元プロの楠城徹監督(64)の指導もあり、通算本塁打は20本に達した。

  • 佐賀・佐賀商体格にも恵まれた2年生の主砲
  • 野中 翔太(捕手/183cm/93kg/右右/2年生)
  • 長崎・海星プロも注目の4番スラッガー
  • 平湯 蒼藍(遊撃手/177cm/84kg/右左/3年生)
  • 熊本・熊本工長打力のある期待の大型捕手
  • 深水 裕貴(捕手/180cm/78kg/右右/3年生)
  • 大分・明豊長打力と小技を兼ね備える主軸
  • 大庭 樹也(二塁手/180cm/78kg/右右/2年生)
  • 宮崎・延岡学園一昨年の夏の甲子園で準V経験
  • 野崎 浩二(捕手/178cm/82kg/右左/3年生)
  • 鹿児島・神村学園プロも注目の県内屈指の大砲
  • 山本 卓弥(中堅手/185cm/85kg/右左/3年生)
  • 沖縄・糸満走攻守でセンス光る万能型野手
  • 池間 誉人(遊撃手/177cm/75kg/右左/3年生)

※選手の評価を特A、A、B、Cの4段階で表示。





野球

【日本ハム】伊藤大海の身長「176メートル」と誤…
【日本ハム】伊藤大海の身長「176メートル」と誤… [記事へ]





右カラム