プロ野球の快記録や珍記録を振り返る「データで見る2015年ペナント」。

 ヤクルトは01年以来、7度目のリーグ優勝に輝いた。

 前年最下位から優勝は01年近鉄以来7度目。真中満監督は1年目で、前年最下位チームを優勝させた新人監督は46年山本監督(グレートリング)75年古葉監督(広島)に次いで3人目だ。

 山田が本塁打、盗塁、出塁率、川端が打率、安打、畠山が打点と、セ・リーグの打撃タイトルをヤクルトで独占。この6部門を独占したチームは04年ダイエー以来6度目で、打率、本塁打、打点はリーグ2位もヤクルト選手。打撃3冠部門の1、2位を同一球団の選手が占めたのは初めてだった。