ヤクルトの新外国人カルロス・リベロ内野手(29=ダイヤモンドバックス3A)が9日、神宮球場で入団発表会見を行った。「日本に来た目的はチームの勝利に貢献するため。グラウンドでは100%のプレーをする。最大の武器は守備。三塁と一塁ができ、パワーも兼ね備えている」と抱負を語った。

 会見に同席した小川SDは、獲得の決め手について「守備と長打力。シーズンがこういう状況なので心配ない守備力と起爆剤となる長打を期待している」と話した。

 リベロはベネズエラ出身の右打者で、大リーグでは通算4試合もマイナーでは通算1306試合で105本塁打、647打点、打率2割6分4厘。

 今季は3Aで59試合に出場し、206打数61安打、8本塁打、38打点、打率2割9分6厘。OPS(出塁率+長打率)は8割2分8厘と、打撃好調だった。