ロッテが今季初めて月間勝ち越しを果たした。

 約5カ月ぶりに先発した西野が6回5安打2失点で2勝目。打線は、3回に大嶺翔が同点2ラン。6回にはペーニャが勝ち越し犠飛を放った。ペーニャは8回にはソロを放ち、貴重な追加点を挙げた。

 これで、9月は12勝10敗で終えた。開幕から大きく沈んだが、シーズン終盤でようやく白星が先行した。伊東勤監督(55)は「西野は久々にしては、試合をつくれた。4番(ペーニャ)がきっちり仕事をした」と、投打の殊勲者をねぎらった。月間勝ち越しについては「開幕から、こういう試合が出来てればね。勝ち越したの? 本当? 残り秒読みになったけど、最後まで(相手チームを)苦しめられるようにしたい」と残り5試合に向け、気を引き締めていた。