広島の新井貴浩内野手(40)が11日、和歌山・高野町の高野山別格本山清浄心院で、石原慶幸捕手(38)会沢翼捕手(29)堂林翔太内野手(26)とともに護摩行に臨んだ。

 新井にとっては14年連続。燃え盛る炎の前で、1時間半にわたって読経を続けた。終了後は真っ赤な顔で「1年間しっかり頑張りますということを思いながら、行をしていた。やらせてもらわないと自分の中で1年が始まらない。冷静に考えたら、これだけ苦しいことをよく続けてこられているなと思う。自分のことだけど。気持ちがグッと締まる」と、プロ20年目のシーズンに向けてスイッチが入った。