ソフトバンクは28日、トレードで阪神から移籍した松田遼馬投手(24)の入団会見をヤフオクドーム内で行った。

 緊急トレードのためか、背番号「42」のユニホームが間に合わず、撮影は帽子をかぶせるだけとなった。松田遼は「やってやろうという気持ちです。パ・リーグの打者は本塁打があったり強く振ってくるので、そういう打者を抑えたい。毎年優勝争いをしているチームの一員となれてうれしい」と話した。

 チームには松田といえば熱男こと松田宣浩内野手(35)がいる。会見ではリクエストに応え、遠慮気味に熱男ポーズをマネした。松田遼は「僕にも(パフォーマンスが)何かできればいいが、まずはプレーでファンに喜んでもらえれば」と、投球でファンを引きつけるつもりだ。

 三笠球団統括本部本部長は「長崎県出身で高校時代からスカウトが高評価していた。プロに入っても強い球を投げる、魅力ある投手として評価をしていた。セットアッパーとしての活躍を期待している」と期待を寄せた。