ドラフト1位候補の東洋大・上茶谷大河投手(4年=京都学園)が、中大を4安打完封した。

東都大学リーグ史上最多の1試合20三振の記録を持つ右腕が、この日は5奪三振。「試合前は調子が悪かったが、調子が悪い中で野手に助けられて完封できたのは良かった。ボールが低めに行って内野ゴロが結構多かった」と0封できた要因を分析した。

味方が2回に5安打を集中させ4点を取ってくれた後は、右足の上げ方を意識しながら落ち着いて9回を投げ切った。阪神和田球団本部付テクニカルアドバイザー、DeNA吉田スカウト部長など各球団の編成トップも多く見られた。