巨人のエース菅野智之投手が史上初となるポストシーズンでのノーヒットノーランの快挙を達成した。

1人の走者も許さず迎えた7回2死、3番山田に四球を与え完全試合は途切れたが、9回を投げ打者28人に対し7奪三振の内容だった。圧巻の投球を見せた絶対的エースはお立ち台で「最高の気分です、ハイ」と快挙を振り返った。

チームは快投に導かれ広島とのファイナルステージ進出を決めた。「僕らは挑戦者。高橋監督と1日でも長く野球ができるように頑張りたい」と話した。

ポストシーズンでのノーヒットノーランは史上初。07年日本シリーズ第5戦では中日山井が日本ハムに対し8回まで完全投球。9回を岩瀬が3者凡退で退け、継投による完全試合が達成されている。