巨人小林誠司捕手(29)が今季2度目のノーノーを喜んだ。初回から菅野を好リード。7回2死からヤクルト山田哲に四球を与えて完全試合は逃したが、「勝負しに行った。あれだけのいいバッター。フォアボールは致し方ない」と切り替えて準完全試合に導いた。

今季は7月27日の中日戦で山口俊とのコンビでノーノーを達成。マスクをかぶり、2度目の偉業をつかんだ。「周囲からいろいろなことをいっぱい言われる中で、いつも以上にプレッシャーがかかる中、さすがのピッチングでした。こういう緊迫した中、自分をコントロールして落ち着いて投げるのがさすがだった」と最後まで力投を続けた菅野をねぎらった。