立正大が、中大を破り先勝した。6回まで両先発が好投し、0－0で試合が進んだ。

立正大は7回2死から安打と四球で2死一、二塁の好機をつくると、ドラフト候補で4番の伊藤裕季也主将（4年＝日大三）が左翼への2点適時二塁打を放ち、これが決勝点となった。

投げては、先発した渡部勝太投手（2年＝上尾）が8回4安打無失点と好投した。

9回からマウンドに上がった釘宮光希投手（4年＝日大三）が2死から二塁打を浴び、2死二塁のピンチを招いたが、最後は変化球で三振を奪い勝利した。

坂田精二郎監督（44）は「なかなか点が入らない中、（渡部が）辛抱して投げてくれた。（伊藤裕は）冷静に4番の仕事をしてくれた。戦国東都とは言いますけど、まれに見る大混戦ですね。（報道陣に）東都をもっと盛り上げて下さい」と笑顔で話した。